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分子神経科学研究者、兼、麻酔科医、兼、ランナー、兼、作曲家 の随想録(ひとりごと)です。

政治に大義なし

一体、何のための政治家なのか。

ほぼ実効性のない受動喫煙法案、喫煙家が多数の自民党の理論により、本当に禁煙にしてほしいバーや飲み屋こそが喫煙可能。禁煙にしても喫煙者のための空間を設ければ良くないか?喫煙者は嫌煙者により不快にならないのに、嫌煙者は煙により不可避的に不快になる。この前提になぜ立脚できない?

参議院の定数増加、あくまで違憲状態を解除する目的という。今、これほど経費削減が行政を中心に叫ばれている昨今で、余計な経費をかけてまで違憲状態に不利に陥っている一般市民が本当にいるのか?違憲状態が嫌ならば、もっと議席数を減らす形で違憲状態を解除できないのか?全員スマホを持つ時代において、国会議員の存在は極めて希薄になりうる。本当の価値がないのなら、もはや不要かもしれない。

とはいえ、野党にも何の期待も抱けない。会議を欠席するか、不信任案を出すか、上げ足を取るか。
尊敬に値する代議士がほとんどいないことに慣れ過ぎてしまって、政治不振から無関心に向かう。この定常状態を作り出したのは、国民だけでなく代議士の連中でもある。どうしたら政治に大義が戻るのだろうか、国民の目線に立って政治を実行できる存在の台頭が求められているのではないか。