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分子神経科学研究者、兼、麻酔科医、兼、ランナー、兼、作曲家 の随想録(ひとりごと)です。

20160910 夏沢鉱泉旧道からの硫黄山登山

星の海 漆黒を切る 我ひとり
駆け巡らせむ 師の踏みし道

深夜4時からの、漆黒の闇をたった1人、ヘッドライトによる視界のみを頼りに歩く。
遠くには、何の吠えかわからぬ、獣や鳥の気配。ライトに光るふたつの光(結局何者であったかわからなかったが)にも
いちいち恐怖をいだく。

このような状況、いやそれ以上の過酷な状況を幾多も乗り越えてきたわが師、西堀榮三郎さんの姿を思い浮かべながら、
いつかは自分もその高みに到達できるよう、自分を奮い立たせながら登り続けた。

時にはわが国の素晴らしき文化の結晶のひとつ、和歌などを。