地球は丸い
富士山の南方、たぶんマイナー山の一つ、愛鷹山連峰に登山。
十里木高原8:00 →(途中忘れた) →10:00越前岳1504m →10:30 富士見台(50銭札
に画かれた富士山の光景が、ちょうどここから見えるということで有名)
→12:30頃 呼子岳 →14:00 下山 →15:00頃 十里木高原出発 →温泉へ
という感じでした。天気は朝が最も良くて、富士山の東西に伸びる裾野はちょうど
地球の丸い地平線の上をなぞるように切れ長に見えて、あらためて地球の丸さを
感じました。富士山の頂上を取り囲むようにできる傘雲も見られました。
登山開始から少しずつその姿形を変えていく富士山。ある程度標高を稼いだ時に
初めて、富士山の南側にある窪んだ部分の迫力に感激。
高みに達してはじめて、そのものの姿を知る。
自然に向き合い、自分に向き合う、アウトドアには人生や存在そのものに対する
自分の考え方や潜在意識などがふわふわとわき上がってくるような気がします。
そして、それはその瞬間に現れて、ややもするとふっと消えてしまう。
ある生物学者が、「思いこみを捨て、思いつきを拾う」という素晴らしい言葉を
残していますが、普段気づくことのない自分の本音やひらめきをもっと
大切にしたいと思います。