千円札は拾うな
Yキューブという人材開発系の企業の経営者の本があります。
千円札は拾うな。なんとも、「なんで?」と凡人なら思ってしまう
ところがありましたが、実際読んでみると、なるほど、と感心する
点もたくさんありました。
理解した範囲では、「ささいな出費をケチケチすることで、それ以上の
潜在的な価値を秘めているチャンスを逃しているケースが世の中には
たくさんある。」というようなことをメッセージとして伝えているような
内容です。3000円のシャツは買った瞬間から3000円以上には絶対にならない
が、3000円で参加した飲み会での人脈は、ビジネスにおいて無限の可能性
を秘めているというようなことです。
残念ながら、今日は1000円を拾ってしまいました。往復1000円くらいの
交通費をけちって、バイクで新宿へ。ガソリン代なら300円以下くらいで
しょうが、往復の勉強時間と帰りの友達との会話を逸してしまったという
次第です。もちろん、バイクを運転しているときのいろいろな思索や、
運転の気持ちよさは金には換えられないものですが。
価値というのは、人にもよるし、その人によっても状況によって
変幻自在なのかもしれません。